逆向き設計メモ①

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メモ

 

逆向き設計

第1章第1節

・この学習で大切な点は何か、なぜ私たちはこれを学習しているのかなどの問いを忘れている。

意図的に設計するべき

・質と参加の原理の両方が位置づかなければ評価の意味がない

 

・単元末や学年末といった最終的な姿から遡ってカリキュラムを設計するべき。

目標に到達できたかをどう判断するかという評価方法を事前に考えておく。

そして指導計画を立てる。

・児童用だと、なにを理解しできるやうになればいいのか。どうやって達成したか示せるのか。どのような学習経験を必要としているのか。

・これまで、学習ではなく指導に焦点を当ててしまっている。

・理解するとは、知っているだけでなく文脈の中で賢明にかつ効果的に活用、転移させることができること

生かすためには本当に分かることが不可欠

・逆向き設計のテンプレート

 

看破↔️網羅

看破から永続的理解に至るような本質的な問い、設計が必要

・ミクロな設計とマクロな設計を往還しながら設計し、見直していく

・子供たちの姿に即して学習計画自体を組み直すことが求められる。だから指導書通りで最後にパフォーマンス課題みたいにする必要はない。よって時数が増えるとも限らない。

・単元の中核に位置する重点目標に検討をつける。それを本質的な問いと永続的理解に転換してみる。??

 

 

んー

思ったより難しい本だなぁ。

でもかなり大事な考え方だと思う。

ルーブリック評価で指導と評価の一体化を図り始めた自分にとって、進化の可能性を感じる本。

過去の後悔を背負っていく

たまたま思い出した自分の中での失敗。

転校してしまうという友達のためにお別れ会をした。

その当日のこと。

 

ちなみにその時は2年生を担任

その前の年も2年生だったけど、学級はぐちゃっとなってた。リベンジとも言える年で、まあまあ上手くいってた。

 

すこーし発達障害をかかえるてるかもって子がいた。そういう子ってほんと素直でかわいいんだよね。

その子の弟がお母さんと一緒に校庭に様子を見に来た。弟はよちよち歩きでかわいい。

 

お別れ会で外の遊びが一つ終わって次はドッジボール

移動しなきゃいけないけど、2年生の兄は弟のところで相手をしまくってる。

呼んでも聞こえてない様子。

 

そこで「怒鳴った」

すごい声で怒鳴った。

 

兄は気付いて移動した。

 

母は申し訳なさそうな顔をしていた。

 

 

前年の反省から、

•規律を守ることに重きを置いていたこと

•保護者にも厳しい時は厳しくするというのを見せたかったこと

•みんなで決めた計画、目標を意識して行動して欲しかったこと

これらのことがあって怒鳴ることを選択したんだと思う。

 

でも

お兄ちゃんが弟を可愛がることに対して怒鳴る必要はあった?

今なら微笑ましい限り

 

割と鮮明に覚えているもんだなぁ。

 

自分がこれまでの人生経験から大切にしたいものは決まってくると思う。

自分にとって、危険な時やお互いの人権を侵害すること以外で怒鳴るのは愚策でしかない。

自分自身で納得してないことをするのは心にダメージがたまる。

 

自分のこういう体験を背負って教師やってくしかない。

よりよい成長ができる環境づくりを研究していく。

 

パスタでPDCAを回す。

母の日にがんばって料理を作ったら、料理っておもしろいなーっていうなつかしい感覚を思い出しました。

でも毎日作ってくれる人がいて、たまに作るからおもしろいと思えるわけで。いつもありがとうござい。

 

2週間前くらいにペペロンチーノを作りました。

しかし不満があった。その辺りを分析しつつ次回の計画を立てて実践しようと思ったわけです。

 

分析

計画

実践(テスト)

 

けテぶれじゃん…

 

まず前回のテスト結果はどうだったか。

 

・辛い。まじで(輪切りにしたから?)

・麺がやわらかすぎ。

・一人分のレシピを二人分にすると水の量は単純に2倍にしない方がいいのか?

 

こんなところでした。

これを改善すべく考えた解決策が、

 

・鷹の爪を切らずに使う。

・水の量を少し少なくする。(または火を強くして蒸発を早める)

 

これを守ってやってみたいと思います。

 

 

結果

・茹で加減がいい!

・味の雰囲気はGOOD!

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しかし今回も反省点が見つかりました。

・今度は辛くなさすぎる。

・しょっぱい(レシピも見ずに結構入れたから)

 

こうやってPDCAサイクルを回していく作業は単純におもしろいなーって思えます。

子どもたちにも、先生もけてぶれしてるんだって言えるし、これはわくわくメニューでもある。

 

ブログに残してわくわくメニューの実践ストックを溜めていきたいと思う。

次回は完璧なペペロンチーノを作るぞー☺️

 

 

バズレシピ面白い…

ナポリタンもいつか作る!

 

小学校の学級経営 クラスにわくわくがあふれるアイデア60

もう二回読んだ。

すーっと入ってくる。

 

まずは田中先生の

・学び続ける姿勢

・アイディアをもらった実践者への敬意

が素敵。

 

今の自分に足りなくて、ぜひ取り入れたいと思ったものをメモしておく。自分の感想とか変換も含む。モヤモヤも書いておこう。△はやりたいけどできなさそうってもの。

 

△ホワイトボード多用。コロナ…

○教室に緑を。みんなで増やす。わくわくメニューへ

△どこでも授業を。時計多く。素敵

掲示物→コツを教える。やりたいを支える。

○形骸化した掲示を意味あるものへ。クイズとか。合わせなきゃいけないときは最高👍

△サークルタイム→密…

○学級通信を文字爆弾にしない
○子供たちに取材する。
△連絡帳を学級通信で。うーん、これはすごい
△係廃止。ちょボラ。これ大好き。でも通信表に係の欄がある学校も多いはず。どうすればいいかな。
○教師が自学!
○交流会でコメントもらえない子への配慮は難しいよねぇ
○a6ミニ手帳!うーん、自学やけてぶれも組み合わせたい
○子供先生タイム
△学級内通貨、ビー玉貯金。好き。でもよく考えてやらないとそれが目的になりうる。教師主導で終わることも。

○ダン・アリエリーさん積ん読解消しよう。

○子供とゼロベース見直し。勇気がいる。学年の差が出る。でも絶対必要。

○「きらいきらい!」ほしい!

○全員配膳はチャレンジしたい。

○「嫌い」に対するアプローチ(言葉的に)他者意識だね

○集会を活用して聴く力を(うめぇっす)

トントンで集中阻害するのが申し訳ない🤣

○学級納め→みんなでリセット。結構逃げてた。まずは自分からだ。

△ワークショップ(ライティング・リーディング)は勉強が足りなさすぎる。児童書ももっとほしい。選書のコツは?

○聞くコツを動画で。TED,白熱教室ぜひ見せたい。

○まとめの形を選択させる。この自由度の高さが光夫先生の真骨頂かも。選択の自由がいいなぁ。

△協同学習。互恵的協力関係。これも勉強不足。かなり好き。

○理解度だけじゃなく互恵的協力関係もルーブリックで。これは最高。

○ぜひソフトパワーで。

○オンラインでグローバルに。今ならできてしまうと思う。講師料はどうしよう。教頭に相談?笑

○板書を掲示物に。やってみたい。

○マルチプルインテリジェンス。これを効果的に子供たちに伝えたい。

○学級納め映画。アフレコできるのかな🤔いじりたりない!📱

 

 

大切にしているものがすごく伝わってきました。

その中でも「聴く」に注力しているんじゃないかな。大人の世界でもかなり大事。とても勉強になりました。

 

絶対活かす。

 

算数の問題に必要感をプラスする工夫(ぬまっち的に)

昨日、読書zoom会に来てくださったぬまっちと話して、早速今日の算数で試したこと。

それは自分事にするひと工夫。

 

 

元々の問題はこうだ。

 

‪『ケーキを1個作るのに2/7Lの生クリームが必要です。ケーキを3個作るには何Lの生クリームが必要でしょう。‬』

 

‪結構非日常的な数字。急にケーキを作ることになる。笑

 

‪T「ケーキ3個って何やるんだろうね。」‬


‪C「パーティーかな」‬


‪T「何人でやるのかな」‬

 

この何気ない会話が変な設定の数字の意味を考えて、自分の日常に近づいていく。

 

簡単なテクニックだけど、自分の問題設定の幅が大きく広がった気がした。

 

ちなみに答えは6/7Lになるけど、この量もピンとこない。

商品の画像をテレビに移したり、クックパッドからケーキ作りの分量の記載を見せながら進めた。

 

「生クリームは200mLの商品が多いから意外とたくさん使ってるんだね。」

「普通は400mL使うことが多いんだ。牛乳パック二本分」

とか。量感を養いながら生活に即して考えられた。

 

いやー、必要感が生まれるとこんなに楽しく進められるんだと改めて感じた。

ぬまっちのアイディアを早速生かした自分のフットワークの軽さを褒めたい。

ぬまっちありがとうございます😊

本当にぬまっちは子供をノせる天才。

 

また仕掛けを考えてみよう。

one and only交流会(まさかのぬまっち先生登場)

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zoomで読書会も無事3回が終了しました。

読書記録と会話のメモを載せておきます。

 

まさかの本人が参加してくださるという奇跡。

ぬまっち先生、東洋館出版社さん、ありがとうございました。

まず、読んだ自分のメモ

その後にぬまっち(敬称略)との会話メモ

 

【ぬまっちの特徴】

噛み砕きがうまい

ネーミングセンス◎

切り離せないものとの付き合い方を取り上げるのが素敵

→例えば承認欲求や怒り

そことうまく付き合っていくのが大事

プライドを刺激

満たすのが上手い

 

【読書メモ】

1承認欲求

○承認欲求は悪者ではない→成長の糧にしたい
ちょっと満たす 繰り返す→できるスパイラル

ごほうびのためではなくプライドのために

目標をはっきりさせることが大切

だれから どこまで 満たされたい?

手段やツールが多すぎる

○満たすのは伝え方次第
ツボだったら積極的に喜ぶ→褒められスパイラル

リアクショントレーニン

ほめてもらいたいポイントに気付いてもらう

100点の答案をすぐに見せてはいけない

満たされやすい状況を自分でデザイン

○客電
相手を見てやり方を変える←やってる気がする

自分の見えていない所は周りに照らしてもらう。

○承認5.0
誰から褒められたか

心の底から喜ぶ(自分のことのように)


2自己認識

○ジブンスキャン
自分のトリセツを書く

心のデリケートな面に触れる勇気

できないことを認め向き合うことが超大切

→自分のこととして責任を受け止める

他の人に自分の人生を左右されるの嫌じゃない?

○タニンスキャン
Evernoteで子供のスキャン貯金→読み返す

この2つは永遠にやり続けることになるだろう

自分は何者?

○補完する方がいい
秀でた部分を生かし合う

無い能力よりもある能力に感謝

やりたいこと→期間限定チャレンジ→ハードルが下がる

やりたいこと=something Specialではない

○現在に軸足を置こう。
イメージは少し先を見て現在を歩く。

過去に拘ってもしょうがない

いつでも開けられる心の支えになるタイムカプセルを作りたい→胸を張って語れるクラス→世界一
成功体験 自己肯定感


3ストレス

○イライラコップ
アンガーマネジメントを噛み砕いている

コップを大きく 穴を大きく

取り付け式の穴をたくさん

イライラガード←おもしろい

○ぶっちゃけタイム(クラスによってはやらない方がいい)
仲良くなくていいから仲悪くなるな
用事がなくても会いに行く→好感

○欲しいものはステージが上がれば当たり前に変えるようになりもっと欲しいものが出てくる
コンビニガマンチャレンジ(CGC)→細かいことをバカにしない
○ストレスをワクワクに変える←難しい
NGワード作文

負の分析ではなく立ち上がってから分析!


4目標設定

○ファイナルゴールとアナザーゴール
アナザーゴールを目指している内にいつの間にか達成されているイメージ→ゲーミフィケーション

ダンシング掃除 勝手に観光大使

本筋は忘れてはいけない

寄り道がゴールになったらダメ

ゴールなきプロセスはただの迷子
褒められるもんじゃない

○ちゃんと きちんと僕滅運動
賛成。あいまいな表現ではなく

PDCA
リアルCができる人に

deepC→deepA

Dループに注意

ごめんね、いいよ 避けたい
→フェイクC

本当に許せるの?

○リスクを取ろう(?実感が湧かない)
最大のリスクは何にもしないこと

他人の需要を信じてみよう


5one and only
○生きることは攻めと守りのせめぎ合い

より上へと成長を目指す 個性がある違う人として認め合う

○あなたのオンリーさを際立たせる

「あなたのファイナルゴールは何?」
ミッションドリブンのときと同様に、突きつけられた現実笑

 


【ぬまっちと会話コーナー】

ゲーミフィケーションコーチングが専門な感じがするんですが。

→難しく考えすぎ。子供がやりたくなるシステム作りが大事。

・読んでやる気になった、元気になった。そこで、ぬまっちがこの本を出したことで期待する効果ってなんですか?→明日からどうする?何する?

・自分の教育スタイルは一言で

→人生を楽しく。なんで学校と生活を切り離そうとするんだろう

・学校の役割→解釈をぶつけられる場所

・喜怒哀楽をかくす教育になってる。おかしい。

・パーフェクトヒューマン目指してるの?失敗したら0点。次は点数増えるしかない。

・客電→相手の様子に合わせて授業内容を変えてもいい。ウケてないのに続けてもしゃーない。研究授業でも関係ない。客を温めた方がやりやすい。

・KPIも考えた方がいい。がんばってる自分のための仕事じゃなくて、その時間対効果は高いの?

・3/26世田谷小で研究発表あるよ。

・教師の役割は?→兄貴

 

 

熱が冷めやらない

著者とお話しできるなんて幸せ

次回はこの流れで、「変なクラスが世界を変える」に決定。

はー、頭が疲れた。得もいわれぬ充足感。

ぬまっちは根っからの素直な方だった。おかしいことをおかしいと思えるところが素敵。

マジメすぎるわたし

それも良さ。

ありがとうございました!