過去の後悔を背負っていく

たまたま思い出した自分の中での失敗。

転校してしまうという友達のためにお別れ会をした。

その当日のこと。

 

ちなみにその時は2年生を担任

その前の年も2年生だったけど、学級はぐちゃっとなってた。リベンジとも言える年で、まあまあ上手くいってた。

 

すこーし発達障害をかかえるてるかもって子がいた。そういう子ってほんと素直でかわいいんだよね。

その子の弟がお母さんと一緒に校庭に様子を見に来た。弟はよちよち歩きでかわいい。

 

お別れ会で外の遊びが一つ終わって次はドッジボール

移動しなきゃいけないけど、2年生の兄は弟のところで相手をしまくってる。

呼んでも聞こえてない様子。

 

そこで「怒鳴った」

すごい声で怒鳴った。

 

兄は気付いて移動した。

 

母は申し訳なさそうな顔をしていた。

 

 

前年の反省から、

•規律を守ることに重きを置いていたこと

•保護者にも厳しい時は厳しくするというのを見せたかったこと

•みんなで決めた計画、目標を意識して行動して欲しかったこと

これらのことがあって怒鳴ることを選択したんだと思う。

 

でも

お兄ちゃんが弟を可愛がることに対して怒鳴る必要はあった?

今なら微笑ましい限り

 

割と鮮明に覚えているもんだなぁ。

 

自分がこれまでの人生経験から大切にしたいものは決まってくると思う。

自分にとって、危険な時やお互いの人権を侵害すること以外で怒鳴るのは愚策でしかない。

自分自身で納得してないことをするのは心にダメージがたまる。

 

自分のこういう体験を背負って教師やってくしかない。

よりよい成長ができる環境づくりを研究していく。